“サイクロン”

乙 姫

作者:エル

■設定関連
■プロフィール

 キャッチコピー:サイクロン
 キャラクター名:乙姫
 性別:女
 年齢:18
 身長:170
 体重:53
 国籍:日本
 血液型:AB
 職業:プロボクサー(現役の学生)
 趣味:バイクいじり
 特技:料理
 好きなもの:強敵
 嫌いなもの:卑劣な手段、見掛け倒し
 大切なもの:父母、拳
 苦手なもの:丁寧な言葉遣い
 好きな食べ物:好き嫌いはない
 好きな音楽:ロック
 得意スポーツ:野球
 格闘スタイル:ボクシング

■外見

 真っ赤な長髪の一筋だけを銀色に染めている。
 美しい顔立ちだが、刃のような鋭い双眸で、愛想はあまり良くない。
 また左の眉毛に刃物で斜めに切られたような向こう傷がある。
 胸が大きく、スタイルはかなり良い。
 
 高校の制服である長袖の白いワイシャツを腕まくりして着ており、
 ワイシャツのボタンは第二ボタンまで外して、リボンタイを緩く締めている。
 ボトムはチェック柄のミニプリーツスカートに紺のソックス。
 臨戦態勢に入ると、髪は後ろで紐で結わえる。

 上半身がノースリーブのシャツ、下半身がボクサーパンツで、
 ボクシンググローブ、ボクサーシューズを着用したアナザーコスチュームAがある。
 コスチュームの色は白基調。

 黒基調のサウナスーツを着てフードを被っているアナザーコスチュームBがある。

 あと、アンダーシャツ無しの胴衣のエキストラコスチュ……そんな物はない(何)

■背景設定

 元超不良。高校三年生。
 有力政治家の父と、物理学者の母の間に生まれ、将来を期待されたが、
 期待されるがゆえに反発。
 手のつけられない不良として名を轟かせ、鬱憤のはけ口にケンカ三昧の日々を送る。

 だが、ボクシングと出会ったことで彼女に転機が訪れた。
 リングの上にあるのは憎しみでも悲しみでもなく、高揚感と大歓声。

 拳の使い方というものを知った彼女は、もう無意味に暴力を振るうこともなくなった。
 かつての反発は正義感へ変わり、蔑まれた過去は優しさを生んだ。

 誰よりも強く、誰よりも優しく。

 彼女が懸命にボクシングに打ち込む姿は、父母の心を打ち、
 いつしか失った物は、再び手の中に戻ってきていた。

 そう、今、彼女は女子ボクシング界期待の星になっていた。

 左額の傷は、ケンカではなく、試合中に相手の肘によるバッティング(反則)で負ったもので、
 大量出血で立っているのもやっとという事態になるも、気力を振り絞って試合を続行。
 その後は、ほとんどサンドバック状態でスタンディングKO寸前にまで追い込まれながらも、
 乙姫は正々堂々としたフェアプレイを貫き通す。
 試合終盤で、反則の常習者で知られた対戦相手は、乙姫の闘志に打たれて改心。
 最終Rでは両者とも素晴らしい試合を見せ、乙姫が最後にKOを勝ち取った。
 また、父母と和解したのは、両親がこの試合を観戦していたのがきっかけとなったという経緯がある。

■格闘スタイル解説

■技関連
■通常・システム動作

ダッシュ
 ステップタイプ。
 乙姫のステップはめちゃくちゃ速い。
 まさに、一瞬で間合いを詰めることができる。

■通常技

 リーチはそこそこで、すべてがパンチによる攻撃。
 弱攻撃は、出が速く、それ以上に戻りも速い技が多い。
 強攻撃は大振りで、出ている時間が比較的長い技が多い。
 攻撃力は全体的に高く、上方と前方に判定が強い技が多い。

しゃがみ強P
 ボディストレート。発生早く前方へ判定が強い。

近距離立ち強P
 アッパーカット。上方に判定が強い。

ジャンプ強P
 振り下ろすようなパンチ。下方に判定が強いが、横へはリーチがない。

ジャンプ中P
 横への判定が強く、出ている時間が長い。空中での迎撃に役に立つ。

■特殊技

特殊技

コークスクリューパンチ (+強P) 
 インパクトの瞬間捻りを加えることによって破壊力を上げたパンチ。
 三段ヒットする。

リバーブロウ (+中P)
 左のボディフック。肝臓殺し。中段。


コンビネーションアーツ

ジョーブレイカー 弱P・中P・中P・強P
 ワン・ツーから、ボディブロウ、アッパーカットを連続で叩き込む。

テンプルブレイカー 弱P・中P・中P・強K
 ワン・ツー、ボディブロウ、スウィングからの強烈なフック。
 最後のフックは中段。

ストマクブレイカー 中P・中P・中P・2+強P
 ボディブロー三発からボディストレート。
 最後まで入れば、相手はその場に崩れ落ちる。
 ガードされても間合いが離れる。

デンプシーロール 強K・中K・強K・中K・強K・中K・中K・強K・強K・6+強K
 左右のフックの連打。
 初段の強Kの出が遅いので非常に入り難い。
 だが、最後まで決まると爽快かつ破壊力MAX。

■投げ技

ガゼルパンチ (or6強P)
 飛び上がりながら放つフックで相手を吹き飛ばす。

コンビネーション (or強K)
 ワンツーストレートで吹き飛ばす。

■必殺技

スウェイバック +弱K)
 瞬間的に上半身を仰け反らす避け動作。上半身無敵。
 スウェイバック中に通常技や必殺技を入力すると戻りモーションがキャンセルされる。
 即座に通常技や必殺技に移行できる。

ダッキング (+中K)
 膝を曲げて頭の位置を下げながら、前方へ移動する。上半身無敵。
 ダッキング中に通常技や必殺技を入力すると戻りモーションがキャンセルされる。
 即座に通常技や必殺技に移行できる。

パーリング (+強K)
 相手の攻撃を拳でいなす。
 相手の攻撃が空中攻撃の場合は、捌いて地面に叩きつける。
 地上攻撃の場合は、相手の体勢を崩してを無防備にさせる。

サイクロンラッシュ (+P(P連打))
 パンチのラッシュを繰り出しながら突進する技。
 弱は発生も速く弱攻撃からでも繋がる。
 P連打でヒット数が増加する。

サイクロンストレート (+P)
 烈風を纏った突進ストレートを放つ。
 突進速度が速く、移動距離も長い。
 先端ガードなら反撃は受け難く、ヒットすればダウンを奪える。

サイクロンアッパー (+K)
 地面すれすれの位置から放つアッパーカット。
 拳の軌道に烈風が走るため、攻撃判定はかなり広い。
 弱攻撃から連続ヒットし、ガードされても隙が少ない。
 ヒットするとジャンプ攻撃で追撃ができる。

サイクロンカウンター (+P)
 エルボーブロックから、ストレートパンチで攻撃する。
 ブロック時に打撃防御判定がある。威力が高い。
 割り込みに使うと良い。

フェイクサイクロン (+KK)
 弱K+中Kでサイクロンストレートのフェイントを出す。
 中K+強Kでサイクロンアッパーのフェイントのフェイントを出す。

■秘技

ギガサイクロン (+P)
 激しい烈風を纏った強烈な拳を繰り出す。
 威力が非常に高い上、隙がない。
 サイクロンアッパーからの追撃も可能。

トルネード乙姫 (+P)
 突進乱舞。激しいパンチラッシュ。ガードされると発動しない。
 出始めに少しだけ無敵時間があり、割り込みに使えなくもない。
 発生は速いので連続技に組み込んで使っていくのが無難。

■絶技

ハリケーン乙姫 (+PP)
 トルネード乙姫の強化版。
 無敵時間が長くなっており、最後の一撃がギガサイクロンに変化。

■潜在能力

ブレインブレイカー (+PPP)
 ギガサイクロンのパワーアップ版。
 全身の細胞が反応したような感じの凄まじい速度で、
 稲妻の迸る烈風を纏った拳を繰り出す。
 ガードされた場合はガードクラッシュする。
 即死級の威力を誇る。

■演出関連
■各種アクション

登場時アクション
通常A
 シャドウをしていて、相手に気づくと、「さて、はじめるか」と向き直る。

通常B
 紐で髪の毛を結わえながら、「OK」or「楽しませてくれよ」or「さあ、いくよ」
 サウナスーツの場合は、靴紐を結び直した後、同じセリフ。


勝利時アクション
通常A
「まっ、こんなもんかな」or「『Good Fight』ってヤツかな」
 結わえていた髪の毛を解き、流す。
 サウナスーツの場合はフードを取り、髪の毛を流す。

通常B
 シュッシュとワンツーをして「よっしゃ、絶好調!」or「もういっちょやるかい?」

敗北時アクション
判定負け時アクション
 不機嫌そうに頭をかいて地面を蹴る。


挑発
「カモン、ベイビ〜」or「来なよ」
 片手を腰に当て、もう片方の腕を前に出してチョイチョイと手を振る。
 

■勝利時メッセージ

一般

「わりぃな、どうも今日は負ける気がしねぇんだ」

「ふぃ〜、イイ汗かいたぜ」

「能書きばっか垂れてたのは、この口か? うりうり〜!」

「見かけによらず、カッコわりぃな、あんた」

「もう終わりかよ? ちょいとたるんでるんじゃないか?」


特殊

vs日向義仲
「まだまだガキっぽいけど、……いつでも相手になるぜ」

vs北条あずみ
「喧嘩師様の腕も錆びついちまったようだね」

vsパッツ・モコウ
「次は泳ぎで勝負してみるか?」

vsキャロル
「すげぇ足技だったな。道は違うけど、また闘える日を楽しみにしてるぜ」

vs雑賀蒼角
「サンキュ、良い経験になったよ。空手はやんないけどね」

vs焔宮あまひ
「そのひたむきな目を見てると、燃えてくる。血が滾ってくるぜ」

vs焔宮つきの
「へぇ、口だけってわけじゃないんだ。意外と言うかなんと言うか……」

vs焔宮龍道
「ひゅ〜、凄い覇気。さすが闘神と言われるだけはあるぜ」

vsハリー
「わりぃ、殴りすぎて顔がへこんじまったかな。ん、元からだっけ?」

vsグレッグ
「あんたみたいなヤツは嫌いじゃないよ」

■ステージ(背景)