“ハードラック・ディテクティヴ”

日下部 裕矢

作者:神無星弥

■設定関連
■プロフィール

 キャッチコピー:ハードラック・ディテクティブ
 キャラクター名:日下部 裕矢
 性別:男
 年齢:24
 身長:
 体重:
 国籍:日本
 血液型:A型
 職業:刑事(表向き。捜査1課(たまに4課の応援。)所属。)
     本来は日本政府直轄のテロ対策組織のエージェン
 趣味:プラモ、模型作り(最近は城の模型にこってるらしい。)
 特技:数ヶ国語をペラペラ話せる(英語、ロシア語、他いろいろ。)
 好きなもの:平穏な時間
 嫌いなもの:愉快犯、テロリスト、自分の運命
 大切なもの:同僚(表向きの)の恋人
 苦手なもの:飛行機(乗るのは構わないが落ちると洒落にならないので)
 好きな食べ物:クレープ(バナナが入ったもの限定)
 好きな音楽:YMO
 得意スポーツ:記録系個人競技(要するに直接他人と争わないもの)
 格闘スタイル:逮捕術(主に警棒)+悪運

■外見

 白いワイシャツに。黒のズボン。黒い革靴。ネクタイはしていない。
 いつもはその上に茶色のコートを着てるが、今回は脱いでるらしい。
 目の色、髪の色共にライトブラウン(地毛)。
 髪はショートに刈ってあり、動きの邪魔にならないようになっている。

■背景設定

 警視庁所属、巡査。
 別名、”悪運刑事(ハードラック・ディテクティブ)”
 その別名が示すとおり、
 彼自身、望んだわけでもないのに多くの事件に巻き込まれている。

 船に乗ったらシージャックに巻き込まれたとか。
 外国でホテルに泊まったら銃撃戦に巻き込まれたとか。
 電車に乗ったら爆弾テロに巻き込まれかけたとか。

 しかし、それらは偶然ではなかった。
 実は彼は日本政府の対テロエージェントで、
 それらの事件の事前情報をもとに、
 テロ組織を壊滅させるために関わっていたのだ。

 そして、彼はそのすべてを解決してのけた。
 常人を超える身体、思考能力と卓越した逮捕術、
 そして特異なほどの”悪運”・・・”悪魔憑きの運”によって。

 シージャックの犯人グループを一人残らず縛り上げ、
 ホテルの銃撃戦を一人で鎮圧し、
 電車に仕掛けられた爆弾をその場で解除して犯人を確保した。
 ゆえに彼はこうとも呼ばれる・・・
 ハードラック・ディテクティブ・・・
 “悪魔憑きの運を持つ捜査官”とも…

 ストーリー
 「日下部君。明日から任務に入ってもらいたい。」
 「了解。で・・・今回の任務は?。」
 「近々、世界規模の格闘大会があることは知ってるね?」
 「ええ。”F−1GPWT”でしたっけ。
  確か、ダッシュウッド財閥主催の・・・。」
 「そうだ。」
 そういうと机に書類の入った袋を置く。
 「これを見たまえ。出場者のリストだ。」
 署長から手渡されたリストを袋から出して見る。
 出場者の中にまっとうでない人間が大勢いることに気づいた。
 香港マフィアのボス、アモン・リー。
 イタリアマフィア、モニカ・ベエルレッタ。
 その他大勢の裏社会の人間。
 そして・・・暦(カレンダー)。
 まさに、裏の社会の顔役勢揃いといった所か。
 「君の任務はそれら裏社会の者達の調査。
  もし可能なら身柄を確保してもらいたい。」
 「いいんですか?他国警察がうるさいんじゃ・・・」
 「心配いらん。それは上の連中が心配することだ。
  それと一応、君の肩書きは表向きは一般人ということにしておく。」
 「それってつまり・・・・・・」
 ふう、と署長はため息をついた。
 「援護は期待するな。」
 「はあっ・・・マジですか・・・」
 大きくため息ついてみたり。
 「すまんな。各国の組織が今回の大会に関して動いているんだ。
  それらの牽制にもまわらなければいけないのでね。」
 「ところで・・・」
 一番気になることを聞いてみる。
 「その間の表の勤務は?・・・今年の分の有給はすでにないんですが;」
 「問題ない。来年分から前借りだ。」
 その言葉を聞いて思いっきり俺はすっこけた。
 「・・・まじっすか?」
 「すでに上の了解は取ってある。思う存分やってきたまえ。」
 はあっと大きくため息をついた後、敬礼の体制をとる。
 「日下部裕矢、任務、拝命します。」
 こうして、彼の次の”任務(しごと)”は始まった。

■格闘スタイル

 特殊警棒(以下、警棒と略すことあり。ちなみに私物)による
 警棒術を中心にした逮捕術と自分の”悪運”による偶然を利用して戦う。
 ちなみに銃は使わない、というか使えない(官給品だから)。
 特徴。
 警棒攻撃はリーチは多少長めなものの、隙が大きめ。
 その隙の大きい警棒攻撃を
 弱Pのパンチ攻撃や、隙の小さめなキック攻撃で補うことになる。
 また、相殺専用の技も特殊技として持っており、
 相手の攻撃を呼んで・・・という戦い方も可能。
 “悪運”による飛び道具は癖が強いので慣れが必要か。

■技関連
■ダッシュ

 ランタイプ
 表の仕事柄犯人を追いかけることもあるせいか、結構早め。

■通常技

弱P・・・警棒を持ってない左手によるパンチ攻撃。
     リーチ、威力ともに弱いが、隙は小さい。

中P・・・近距離は素手による攻撃。
     遠距離では警棒による攻撃。

強P・・・近・遠とも警棒による攻撃。
     隙は大きめだが、リーチも長め。
     しゃがみ攻撃は足払いになる(ダウン効果あり)。

弱K・・・近・遠ともにローキック(上下ともにガード可)。
     出始め、戻り共に隙が小さく、牽制に使いやすい。

中K・・・近距離では膝蹴り。
     遠距離ではミドルキック。

強K・・・打点の高いキック攻撃。
     近距離では頭部へのハイアングルキック、
     遠距離では普通のハイキック。
     また、しゃがみは前転しながらの浴びせ蹴りになる。
     (隙が大きめ)。

■特殊技

上段捌き  強P
「甘い!」(弾き成功時)
「読み違えたか・・」(弾き失敗時)
 上半身に対する相手の攻撃を相殺することができる。
 ただしこの技自体に攻撃力&判定は無く、あくまで相殺専用。
 (攻撃判定の外側にぶつかり判定があって、
 キャラには当たらないが、攻撃部分には当たる。)
 相殺した場合、相殺モーションを一方的にキャンセルして、
 必殺技以上の技を出すことが可能。
 しかし、はずすと隙が大きいので注意が必要。

下段捌き 強P
「読み通り!」(弾き成功時)
「やべ・・・」(弾き失敗時)
 上段捌き同様相殺専用技。
 違うのは技の取れる範囲で下半身に対する攻撃のみ可能。

■コンビネーションアーツ

 弱→中、弱→大、中→大のどれかのルートでのみ、
 キャンセルで繋げることが可能。
 もちろんリーチ等を考えなければすかるだけだが;

■投げ技

『小手返し』 or強P
「失礼!」
 相手の手首をつかんで、その場で一回転させる。
 足元に相手が倒れるため、そこからの追い討ちが容易。

『脚刈り脇固め』4or6+強K
「それっ!捕った!」
 相手の足元を払い、素早く倒れようとする相手の脇を締める。
 互いに倒れた状況になるため、技後は五分。

■ガードキャンセルアタック

 『警棒術・側頭薙ぎ』と同様の動作。
 出が早いが、リーチが長くないので、接近戦用と考えるのが○。

■必殺技

警棒術・側頭薙ぎ 弱P
「はっ!」
 相手の側頭を狙った薙ぎ払い。全ガード可。
 出が早く、隙も小さいが、リーチが短く、打点が高い。
 それでも立ち弱、中Pからキャンセルでつながるので、
 連続技専用と考えると悪くない性能。

警棒術・水月突き  中P
「ふっ・・・せい!」
 一歩引いて腰だめに構えてから前に突き出す。
 中段技で下段ガード不能。
 出るまでが長めだが、
 一歩引いてから繰り出すために脚払いをかわしながら出すといいかも。

警棒術・脛砕き  強P
「そこっ!」
 低く構えて相手の脛を打ち付ける。
 下段技だが、攻撃前に体勢が低くなるので、よく見ればばればれ。
 それでも先端を当てれば多少有利になリ、ヒットすればダウンも取れる。
 また、ダウンした相手に追い討ちとして当てることもできる。

ちょっとした偶然  
「おっと」
 位置指定型飛び道具。
 ボタンに応じた位置に植木鉢や野球のボールなどが飛んでくる。
 バウンドした後は判定が無く、その前の状態でも全ガード可。
 落ちてくる軌道は次のとおり。

 弱P・・・目の前に上空から。
 中P・・・画面中央に上空から
 強P・・・自分から見て反対の画面端ちょっと手前に上空から。

■秘技

無影疾走撃  KK
「逃がさん・・・・」(発動)
「吹き飛べえっ!」(ヒット・ガード時)
「うわっ・・・わわわわっ!」(失敗時)

 警棒を前に構えた後、
 持てる運動能力のすべてを使って突っ込む。
 その速さは影すら残らないほど。
 ヒット・ガードに関わらず、当たった後に近距離から衝撃波を放つ(ガードは可能)。
 逆に外してしまうと体が追いつかないために思いっきり転びかける。
 2秒ほど無防備になるので、最低、当てに行くように仕掛ける必要あり。

■絶技

最高のタイミングの偶然  PP
「・・・!来たッ!」(技発動)
「地面に・・・キスしなっ!」(気絶後に足払いで一撃)
 コマンドが成立すると、
 危険を感じた裕矢がその場でしゃがみこむ。
 発動までに裕矢に攻撃を当てることで、妨害可能。
 その後画面上をいろいろなものが裕矢の頭上を越えて、
 相手に向かって飛んでいく。
 ヒットした場合、最後の1個で気絶状態になる。
 そこにチャンスと見た裕矢が振り向きざまに足払いを叩き込む。
 一応、ガードは可能だが削りダメージも結構洒落にならない。
 (ガードした場合は、気絶&追加攻撃はなし)。

■潜在能力

切り札、無明・返し疾風  PPP
「切り札の切り時か・・・」(発動モーション)
「チャンスは・・・・逃がさない!」(すれ違いの一撃)
 “無影疾風撃”のモーションで突っ込んでいく技。
 ガードもしくはかわされるとそこで終わり。
 ヒット後、相手は画面端まで吹き飛ぶ。
 壁に跳ね返って無防備になったところに
 裕矢が再び突っ込んできて、すれ違いざまに渾身の一撃を打ち込む。
 攻撃を受けた相手はそのまま地面に落ちる。
 ガードされても隙がないに等しく、
 多少有利な状況を保つことができる。

■演出関連
■登場時アクション

(一般)
通常A
 特殊警棒を伸ばし、大きく振った後に構える。
 「さって・・・始めますか」
通常B
 腕組みしているが、それを解き、大きく警棒を振って構える。
 「やるんなら・・・全力でこいよ?」

通常C
 警棒で肩をとんとんと叩いた後、構える。
 「下手に関わると・・・怪我じゃすまないぜ?」

(特殊)
vs香港マフィア、イタリアギャング系
 動作は通常のその1。
 「ターゲット発見。確保します」

vs超人、異能者系
 動作は通常のその2。
 「やれやれ・・・マジですか・・・と」

vs麻生夏香、長月真紀
 動作は通常のその3。
 「ただの餓鬼ってわけじゃ・・・なさそうだな!」

vs暦のメンバー
 動作は通常のその1。
 「やっと出会えた手がかりだ・・・にがしゃしないぜ」

■勝利・敗北時アクション

・勝利時アクション
通常A
 警棒をたたみ、懐にしまう。その後汗をぬぐう。
 『そこらへんでやめておけ・・・ふう。』

通常B
 懐から携帯を取り出し、電話に答える。
 「順調です。特に問題ありません」

(特殊)
潜在フィニッシュ
 警棒が中から折れて地面に落ちる。
 それに気づいて、敬礼する。
 「ヘッ・・・助かったぜ。相棒」

絶技フィニッシュ
 警棒を縮めた後に、上から相手を見下ろす。
 「迂闊に関わるから・・・そうなるんだぜ?」

・KO時ボイス
 「ヘマ……打っちゃったな…」

・判定負け時アクション
 背後を向いて警棒を縮める
 「ち・・・」

■挑発

 警棒で肩をぽんぽんとたたく
 「どうした?もう終わりか?」

■勝利時メッセージ

(一般)
「本来とは違うが、これが俺流なんでね」

「甘く見られたもんだな、・・・ったく」

「最近は物騒なんでね。これくらいの護身は身に付けるもんだね」

(特殊)
vs香港マフィア、イタリアギャング系
「ターゲットの確保完了。
 後のことはお任せします」

vsガイア共和国
「いいのかな・・・いいよな。
 どうせ責任とるのは上司なんだから」

vs超人、異能者系
「別に驚きはしないさ。不本意な話だが、
 あんたらみたいのともけっこうやりあってるんでね」

vs暦メンバー
「痛いかい?ま、骨を数本折ったからね。
 だがおまえらが犯した業はこの程度で償えるものじゃない」

vs未成年(上記の人たち除く)
「あんまり大人をなめるなよ。
 伊達におまえらより長く生きちゃいないんだ」

絶技フィニッシュ時
「言っただろ?俺に関わると不幸になるって。」

ステージ(背景)