“鐘塔の拳者” アルヴェロ・マクセン 作者:若堀久 |
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■設定関連 |
■プロフィール キャッチコピー:鐘塔の拳者(しょうとうのけんじゃ) キャラクター名:アルヴェロ・マクセン 性別:男 年齢:31歳 身長:186cm 体重:83kg 国籍:イタリア 血液型:A型 職業:マフィア 趣味:読書(主に新聞) 特技:口笛、ハーモニカ演奏 好きなもの:煙草、洗濯 嫌いなもの:甘いもの 大切なもの:妹、ファミリー、ニコラバレンチノの腕時計 苦手なもの:調理、喧嘩っ早いヤツ 好きな食べ物:パルメザンチーズたっぷりのゴルゴンゾーラ・リゾット 好きな音楽:カンツォーネ 得意スポーツ:ベンチプレス 格闘スタイル:ボクシング イメージボイス:山寺宏一 |
■外見 アッシュブラウンのリーゼント。タレ目で、瞳はコバルトブルー。 面長で彫りが深く、無精ヒゲがまばらに生えている。 毎日のトレーニングの賜物か、しなやかで引き締まった筋肉を持つ。 服装はダークスーツ一式に身を包み、襟元のボタンを外し、 ネクタイを緩めている。 |
■背景設定 「ふっ……ふっ……ふっ……」 テレビも何もない白塗りの部屋の中に、男のリズミカルな呼吸音だけが響く。 ここは独房。テレビはもちろん、流行りの雑誌などは一切なく、ベッドに便器、 小さな木の棚には聖書があるだけだった。 「まったく。飽きずによくやるよ」 格子に近づいて来た恰幅のいい看守が、部屋の中をうかがって苦笑いを浮かべる。 「もう聖書も読み飽きたんでね。他にする事と言ったら、これぐらいしか ないからな……っと」 男は斜めに立てかけていたベッドのパイプ柵から足を外し、1時間続けていた 逆さ腹筋を中断した。 「あんたも少しは身体を動かして、そのでっぷりした腹の脂肪を燃焼させたらどうだい。 チーズやワインが旨く感じると思うぜ」 「生憎、全てあるがままにというのが俺のモットーでな。 それに、女房もこのナイスボディに惚れこんでいるから、タダじゃ変えられんよ」 「そのうち肉屋を開業でもするんじゃないのか?その奥さん」 「止してくれよ。冷凍庫に裸で吊るされるのはかなわん」 看守は男の軽口に笑って答えると鍵の束を取り出し、格子の錠前に差し込んだ。 「出な、アルヴェロ。書類にサインすれば、晴れて出所だ」 刑務所の扉をくぐると、アルヴェロは大きく息を吸い込み、久しぶりの 外界の空気を満喫した。 「アルヴェロ」 呼びかけられた方に振り向くと、そこには黒塗りのリムジンと、 懐かしい女性の姿を見つける事ができた。 「これは嬉しい出所祝いだ。まさかキミが迎えに来てくれるとはな」 「なに、お前がどんな顔をしていたのか思い出せなくてな。 直に見て確認したかっただけだ」 そう言ってモニカ・ベェルレッタは柔らかく微笑むと、苦笑いをするアルヴェロに 右手を差し出した。 「おかえり、アルヴェロ・マクセン。よく戻ってきてくれた。 ――また私と一緒に働いてくれ」 「喜んで」 少し照れくさそうに鼻の頭をかくと、アルヴェロはモニカの手をしっかりと取った。 ベェルレッタ・ファミリーに組する男で、ファミリー屈指の豪腕の持ち主。 モニカ・ベェルレッタとはハイスクール時代からの縁で、 両親とはすでに死別。 モニカの叔父であるカルロスの下で、運転手兼モニカのボディガードを勤めていた。 たった一人の血縁者である妹を麻薬の売人グループによって 廃人にされてしまい、単身そのグループの人間を全て殺したという罪で 刑務所に服役をしていた過去を持つ。 |
■格闘スタイル解説 通常技はどのボタンを押しても全てパンチが出る。 それらを振り回すパワフルな闘い方はもちろん、高速移動技を使った 幻惑的な闘い方もできるというテクニカルキャラ。 |
■技関連 |
■ダッシュ ランタイプ。 |
■通常技 前述の通り、全てがパンチ技だが、弱中強PKボタン、地上遠距離・近距離、 しゃがみ、垂直・斜めジャンプあわせて30種類の通常技全てきっちり 異なったモーションのパンチを使い分ける猛者。 |
■特殊技 ボッタ ( ![]() 引き絞ったパンチを斜め下方に突き出す。しゃがみガード不能。 トゥオーノ ( ![]() ![]() 片手をかざし、相手の攻撃を受け止める。6+弱Kで上段攻撃と 中段攻撃を、3+弱Kで下段攻撃を取る事ができる。 攻撃を受け止めた場合に限り、必殺技をキャンセルして出せる。 ナッケーレ ( ![]() 前方へ大振りの鋭い回し蹴りを放つ。 攻撃判定が強いのでけん制に最適。 |
■コンビネーションアーツ |
■投げ技 ボンゴス ( ![]() ![]() ボディブローとショートアッパーのコンビネーションを放つ。 ボンゴス ( ![]() ![]() 相手を背後に引き倒し、背中に蹴りを食らわせる。 |
■ガードキャンセルアタック |
■必殺技 タンブロ・ミリターレ ( ![]() ![]() ![]() 「シュ」「シュッ」「そぅらっ!」 コマンドの追加入力によって、フック、ボディブロー、ストレートを繰り出す。 ボタンによって前進する距離が違う。 タンブレッロ ( ![]() ![]() ![]() 「飛べっ!」 下から振り上げるような、大振りのアッパーカットを放つ。 弱、中は無敵時間がないが隙は小さく、強は攻撃判定発生後も無敵時間があるが、 飛び上がるのでガードされると反撃は必至。 チェンバーリ ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「シュッ」 上体を屈めて滑るように、236+Kで前、214+Kで後ろに高速移動する。 いわゆるダッキング。出がかりは上半身無敵。 移動中に各ボタンを押す事で様々な攻撃に派生する。 何も出さなければ隙は小さいので、急接近からの投げも決められる。 弱P…小さく前方にジャンプしながら、拳を斜め下方に突き出す。 出は遅いがしゃがみガード不能。 中P…大きく1歩踏み込んでストレートを放つ。リーチはあるが、 しゃがんでいる相手には当たらない。 先端を当てるようにすれば反撃は受けにくい。 強P…大振りのアッパーを繰り出す。ガードされると隙が大きい ものの、ダメージが大きく、しゃがんでいる相手にも当たる。 弱K…前方に小さくジャンプし、相手の頭を両手で掴むと顔面に膝蹴り を食らわせる。投げ技扱いなのでガード不能だが、しゃがんでいる相手 を掴む事はできない。 中K…後方にステップした後、素早く前進しながらボディブローを放つ。 幻惑性が高く、ガードされてもリスクが小さいのが特徴。 強K…スライディングで前方に滑る。非常に姿勢が低くなるので、相手の 上段攻撃や宙を飛ぶ飛び道具をかわす事ができる。 ティーンパノ ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「打ってきなよ」 両手をぶらりと下げ、そこに相手の打撃技が当たると、 鋭いダッシュからのストレートで反撃する。 飛び道具と下段攻撃、そして投げ以外の全ての攻撃を 受け止める事ができる(秘技、絶技も可)。 |
■秘技 カンパーナ ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「いくぜ(発動)」「このまま……召されな!!」 タンブレッロを弱、中、強の順番で繰り出していく。 無敵時間はないが発生が非常に早く、弱攻撃から繋がる。 空中でカス当たりした場合、落ちてくる相手に追い討ちを狙える。 グランカッサ ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「よく見ておけよ?(発動)」「ブッ放すってのは、こうやるんだ!!」 前方にダッキングをした後、連続ボディブローを相手の腹部にコンパクトに決めていき、 最後はアッパーでアゴを撥ねる。 強攻撃からしか繋がらないが、出始めに上半身無敵があり、ロック型なので 空中の相手にも全段ヒットする。 |
■絶技 タンブロ・インペリアル (近距離で ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「とっておきだぜ?(発動)」 「そらそらそらそらそらそらそらそらぁっ!お気に召したかい?」 投げ技。 重いボディブローを相手の腹部に沈めた後、上体を∞の字に振りながら 相手の顔面に左右からのパンチを連続して叩き込む。 無敵時間はないが間合いは広く、弱攻撃から連続技になる。 |
■潜在能力 |
■演出関連 |
■登場アクション 登場(通常A) 「……ん?ああ、じゃあ始めるか」 新聞を立ち読みしていて、相手の存在に気付くと紙面から顔を上げ、 四つ折りにしてから新聞を後ろに放り投げる。 登場(通常B) 「ふう〜〜……どれ」 ふかしていた煙草を携帯灰皿にねじ込み、懐にしまう。 |
■勝利・敗北時アクション 勝利時アクション 通常A 「……まあ、落ち着けよ」 スーツの内ポケットから煙草を取り出し、火を点けて一服する。 通常B 「もう、これ以上は付き合わないぜ」 背中から新聞を取り出し、広げて読み始める。 通常C 「大健闘。ブラヴォーだ」 片眉を吊り上げて、倒れた相手に向けて拍手を送る。 |
■挑発 「そんなにつっかかるなよ」 片手をブラブラと振り、呆れたように苦笑いする。 |
■勝利時メッセージ 一般 「日々のトレーニングを欠かさない事だ。最後まで倒れないで 立ってられるのは、基礎からしっかり身体を作ったヤツだけだぜ」 「君は嫌煙家かい?それなら、俺はもう立ち去るが」 「刑務所の中でも新聞は読んでいたが、まだまだ世間に疎くてね。 聞かせてくれないか?今、この世界で何が起こっているのかを」 |
■ステージ(背景) |
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