“漆黒の煌き” アスタル 作者:あるてな |
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■設定関連 |
■プロフィール キャッチコピー:漆黒の煌き キャラクター名:アスタル・イヴァンス 性別:女(※外見上は男) 年齢:17歳 身長:168cm 体重:48kg 国籍:日本(出身は不明) 血液型:A型 職業:元・高校生 趣味:ゲーム、散歩 特技:第一印象で相手の性質を見抜ける 好きなもの:友人と過ごす時間 嫌いなもの:努力一つせずに他者を妬み、苦しめる奴 大切なもの:友人、孤児院の仲間達 苦手なもの:孤独、友人からのアプローチ 好きな食べ物:チョコレートパフェ、烏龍茶 好きな音楽:特に無し(流行に疎い) 得意スポーツ:アーチェリー 格闘スタイル:我流気功術(+友人直伝の体術) イメージボイス:高山みなみ |
■外見 漆黒の髪と瞳を持ち、髪は短髪。 飾り気のない性格なためか、アクセサリーの類は身に付けていない。 黒のジャケットをチャックを閉めずに着ており、 右腕部分の袖は肩部分から先が無い状態。 ジャケットの下は黒の袖無しシャツで、裾が少し短い。 下は黒のジーパン、靴は黒のシューズ。 両手には黒の革グローブ(オープンフィンガー型)を身に付けている。 顔つき・声色は女らしさが皆無。 スレンダーで凹凸差の少ない体格も相まって、大抵は『青年』として通る。 |
■背景設定 どんな事も無難に出来るようになったのは……出来るようになった事柄が、
単に「好き」だったから。 ただ……それだけ、だった。 奴等は……僕の才能を妬んだ。努力一つせずに。 そしてその手口は、日を追うごとに陰湿になっていった。 挙句の果てには、「孤児院育ちだから……」とまで言われる始末。 それから、人との接触が恐ろしくなって……学校を辞めた。 でも……孤児院の人達は、僕の選択を咎めなかった。むしろ―― 「こちらにも、お前の行動を縛っていた部分があった。 これからは自分の意思で行動するのも、悪くないだろう」――と、こう言った。 ――自分の、意志―― ……僕は、何がしたいのだろう……? 「別に、焦る事ないだろ?」 アスタルの隣を歩いている青年が、彼女に声をかけた。 彼女の数少ない友人、『フレア・アルミット』である。 友人――の割には、妙に体術に優れていたり、暗殺術なんかに詳しかったりと、 結構謎が多かったりするのだが……。 「ふぅ……何故そこまで、僕の世話を焼きたがる?」 呆れ気味に溜め息をつきつつ……アスタルは、数ヶ月前から抱いていた疑問を 彼にぶつけた。 「そりゃ、『好き』だからに決まっ――」 「嘘つけ!」 フレアの言葉に過剰に反応したアスタルは思わず、彼の顔面にジャケットを叩き付けた。 直後、とんでもない事をした事に気付いて、そのまま俯いてしまう。 「あ、わ、悪い……お前は、奴等とは違うのに……その……」 「まぁ、確かに同じ言葉を何度も言っちゃあ、その言葉の『価値』が無くなっちまうよな」 アスタルの行動に気を悪くするでもなく、フレアはジャケットを投げ返す。 「他者を思いやれない奴等に、屈する必要なんか無いさ。 それでも……辛くなったら、俺がいつでも、お前を支えてやるからな」 「――そう、か。 出来るだけ……お前の手を煩わせないように、善処するよ」 「そういう言葉を言わせたかったんじゃないんだけどな……。 ……ま、いいか」 フレアは彼女の言葉に苦笑いしつつも、再び歩き出した。 アスタルもジャケットを羽織りつつ、彼の後に続く。 ――『独りではない』事を、実感しながら――。 -----------------------------
孤児院で育った頃は他人を疑う事を知らなかったが、 学校で妬み・差別の的にされて以来、新たな人間との関わりを自ら絶つようになった。 過去の出来事からか、表情の変化に乏しく、感情を表沙汰にする事が少ない。 しかし……心の奥底では普通の人間と同様に、様々な感情がせめぎ合っている。 他者に弱い面を見せずに振る舞えるのは、理解ある友人の支えがあるからこそ。 『好き』とか『友達だから』などといったような言葉に対して、必要以上に反発するが、 これは過去に心無い人間から、上記の言葉で騙された経験があるから。 他人を信じられず、また、信じた相手にすら「負担になるから……」と、 本音を抑え込む傾向があり、『他人に甘える』事が出来ない。 |
■格闘スタイル解説 生まれつき持っていたという、漆黒の気を用いた飛び道具・対空技・突進技など…… 投げ技さえ除けば、一通りの技が揃っている。 技のリーチは少々劣るが、一部の技は特殊な性能を持っている。 攻撃力は低めだが移動スピードに優れており、技の出も全体的に早い。 防御力(体力)は普通で、女性キャラにしては珍しく、割と打たれ強い方。 |
■技関連 |
■ダッシュ ランタイプ 素のスピードが早いため、走ると更に早い。 初めて見た時は驚くかも……(^^; |
■通常技 パンチ技のリーチは少々短めだが、技後の隙は普通。
キック技はリーチが長めだが、技後の隙が大きい。 パンチ・キックの双方とも、技の出が全体的に早いという特徴がある。 |
■特殊技 下蹴( ![]() 立ち状態から、下段判定のローキックを繰り出す。 |
■コンビネーションアーツ パンチ技オンリーで、キック技によるコンビネーションは皆無。 (つまり……コンビネーションの途中で、キック技が入る事もない) |
■投げ技 連撃 ( ![]() ![]() 相手を片手で掴み、踵落としを繰り出す。 食らうと、うつ伏せにダウンする。 貫撃 ( ![]() ![]() 相手の鳩尾を殴りつつ、相手の背後に回る。 食らった相手は、崩れ落ちるようにダウンする。 |
■ガードキャンセルアタック
ブラック・バースト 「Burst!」 右腕を振り下ろして、自らの周囲に気の爆発を起こす。 攻撃範囲は狭いが、めくりにも対応可能。 |
■必殺技 ブラック・スラスト( ![]() ![]() ![]() 「Slast!」 腕を真横に振り払い……地上では前方に、 空中では斜め下方向に、漆黒の気刃を放つ。 弱⇒中⇒強の順で弾速が早くなる。 強のみ、ヒットした相手をダウンさせる効果がある。 ブラック・パラライズ( ![]() ![]() ![]() 「シッ!(弱)」 「シュッ!(中)」 「ハアッ!(強)」 斜め上方向に、漆黒の気を纏った拳を突き出す。 与えるダメージは少なく、横方向へのリーチも短いが……この技を食らうと 全身に漆黒の気が纏わりついて、その間は行動不能になる。 (※空中の相手にヒットした場合は、空中で静止する) 弱⇒中⇒強の順で相手の行動不能時間が伸びるが、技後の硬直時間も 長くなってしまう。 ブラック・ナックル( ![]() ![]() ![]() 「邪魔だっ!」 右拳に漆黒の気を纏うと、拳を突き出しつつ前方に突進する。 弱⇒中⇒強の順で突進距離が長くなる(但し強でも、画面端までは届かない)。 威力は高い方だが、ガードされると危険。 走駆蹴( ![]() ![]() ![]() 「フッ……(ダッシュ)」 「ハッ!(弱)」 「せいっ!(中)」 「そこだ!(強)」 残像を残しつつ一定距離をダッシュした後、ボタンに対応したキック技を繰り出す。 ダッシュ距離は弱⇒中⇒強の順で長くなる。 弱:腹部辺りを攻撃する蹴りを繰り出す。立ち・しゃがみの両方でガード可能。 中:軽く跳躍し、踵落としを繰り出す。しゃがみガード不可。 強:身を屈めて、スライディングを繰り出す。立ちガード不可。 走駆蹴・惑( ![]() ![]() ![]() 「フッ……(ダッシュ)」 「ハッ!(弱)」 「せいっ!(中)」 「そこだ!(強)」 『走駆蹴』は残像を残しつつ一定距離をダッシュした後、 ボタンに対応したキック技を繰り出す技……なのだが、 ダッシュ中にボタンを押す事で、繰り出すキック技を変えることが可能となる。 例えば――214+弱Kで技を出した場合、ダッシュ距離は短い。 しかしダッシュ中に強Kを出せば、スライディングを出すので、 ある程度距離を稼ぐ事が可能となるのである。 |
■秘技 ダークネス・スラスト( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「……(発動・両手に気を纏う)/行けっ!(気刃を放つ)」 両腕を胸元でクロスし、手に漆黒の気を纏う。 そして両腕を真横に薙ぎ払ったと同時に、手元の気が大量の気刃に変化して 前方に放たれる。 威力・技の出の早さはそれなりだが、ある程度のホーミング性を有している為、 使い勝手は良い。 ……但し、めくりには弱い。 |
■絶技 闇渡(
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「遅い……(発動)/そらっ!(アッパー)/散れっ!(気刃を放つ)」 発動と同時に強の『走駆蹴』(必殺技verと違い、足に気を纏っている)を繰り出し、 これがヒットすると、しゃがんだ状態からのアッパーで相手を浮かせ、 そこに漆黒の気刃をぶつけてフィニッシュ。 出が早く威力も高いが、最初のスライディングがガードされると、 そこで技が終了してしまう。 |
■潜在能力 ダークネス・ナックル(
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「これで……(発動)/決める!(突進)」 右腕全体に漆黒の気を纏い、拳を突き出しつつ前方に突進する。 突進距離は自分側の画面端〜相手側の画面端まで(=お互いが画面端にいても届く)。 技の出は『ダークネス・スラスト』と比べて、2フレームほど早い。 また、拳を突き出している間のみ、特殊技・必殺技の飛び道具を打ち消しつつ攻撃可能。 故に攻撃前に相手の技を食らったり、ガードされると、目も当てられない状態に……。 |
■演出関連 |
■登場アクション (一般)
「……」 シューズの紐を結んで、構えを取る。 |
■勝利・敗北時アクション 【勝利時アクション】
(一般) 「……/去れ……」 忌々しそうに相手を見やる。そして相手から目を逸らし、一言呟く。 (気を用いた技でフィニッシュ) 「ふうぅ……」 拳を握り締めて気を四散させると、安堵の溜め息をつく。 【判定負け時アクション】 フレアが現れて、倒れそうになるアスタルの体を後ろから支える。 フレア「……言ったろ? お前を支えてやるって」 アスタルは右手で顔を覆いつつ、苦笑いを浮かべる。 アスタル「全く……」 |
■挑発 腰に左手を当て、右手に漆黒の気を灯す。 そして――セリフを言い終えた後に、気を握り潰す。 「フン……怖気づいたか?」 |
■勝利時メッセージ (一般) 「誰の支えもなく『心』が死する事が、本当の『死』だ。……友人の受け売りだがな」
「傷付く事の痛みが分かるのなら、何ら問題は無いな」 「戦う事には、言葉では語れない『何か』があるらしいが……分からないな……」 「……………………」 「何だか……睨まれているような……気のせいか?」 |
■ステージ(背景) |
「孤児院・グラウンド」
アスタルが育った孤児院。そのグラウンドが対戦場所となる。 背景には孤児院があり、その前には子供達と保母・保父さんの姿がある。 小さな子供達は乗り気で応援しているが、年頃の子供達&大人達はハラハラしながら 戦況を見守っている。 |
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