“ティアバスターズ特攻隊長”

神楽坂 圭吾
(かぐらざか けいご)

作者:ササジマン

■設定関連
■プロフィール

 キャッチコピー:特攻隊長
 キャラクター名:神楽坂 圭吾
 性別:男
 年齢:46歳
 身長:197cm
 体重:96kg
 国籍:擬装用に10種類ほど取得(出身は日本)
 血液型:B(RH-)
 職業:傭兵(レスキュー専門、少尉扱い)
 趣味:興味があれば何でも(最近のマイブームはトライアスロン)
 特技:時間内の大食い競争では負け無し
 好きなもの:現場、休暇、馬鹿騒ぎ、漫画、ゲーム、おやつ
 嫌いなもの:昔の話をされること、仲間を侮辱されること
 大切なもの:部下、コレクションの数々
 苦手なもの:長い映画や小説、デスクワーク
 好きな食べ物:菓子類、トリーネの手料理
 好きな音楽:ゲーム音楽(MIDI音源)
 得意スポーツ:腕相撲、ボクシング、柔道、レスリング
 格闘スタイル:カールギルド白兵戦術

■外見

 黒目、黒髪の日本人中年男性。目つきは鋭く、髪は短く刈り逆立てている。
 体格は長身+筋肉質のごつい体。
 服装は国防色の空挺ジャケット上下とジャングルブーツ。
 左腕に防水、防圧仕様の腕時計を装備している。

■背景設定

<ショートストーリー>
 「はあ、格闘大会ですか?」
 「そうだ、またとない宣伝になると思わんか?神楽坂」

 初老の男性と面と向かって話している大柄の男は、再び口を開いた。

 「しかし・・・戦闘部隊ならともかく、われわれの小隊は戦災救助専門ですよ?
 それってお門違いじゃないんですか?」

 ここはスイスの首都ベルン、傭兵派遣機構カールギルドの本拠地。
 彼の名は神楽坂圭吾。
 「ティアバスターズ」と呼ばれている、戦災救助小隊のリーダーでもある。

 「おいおい、わかってないなあー」
 「はぁ?」
 「考えても見ろ。ただでさえ殺伐とした雰囲気になりがちな格闘大会に、
 誰が殺人のスペシャリストを送っていい宣伝になると思う?
 われわれカールギルドのモットーは『誰にでも親しまれる兵隊さん』だ。
 普通の軍人、傭兵でよければわれわれは要らんよ」
 「いや、それはそうですが・・・」

 このカールギルドという組織はとにかく変わった人が多い。
 確かに実績は優秀なのだか、この上司(まあ自分もだが)を含め、
 まったく軍人らしくないのだ。

 「あー、君の部下ももちろん出場させるぞ。
 ギルド1個性豊かな君の小隊メンバーであればいい宣伝員になるからな」
 「ち、ち、ちょっと待ってください!!
 トリーネはともかく、まさかアレナもですか!?」
 「とーぜんだ。なあに、まかりなりにも世界規模の大会なんだから
 あんまり酷いことにはならんだろ!ははははは!!」
 「な・・・・・・・・・!!」

 神楽坂は複雑な表情をした。
 まったく、この人は・・・。うちの部下にも負けず劣らずの変なヤツはいるが、
 ここまで掴みどころが分からない人も珍しい。

 「・・・まあ、いつものことか。どうせ断れないんでしょ?
 彼女たちのことはともかく、後は自分が何とかします」
 「すまんな。良いイメージを作るのも任務の一つだ」

 そう言うと立ち上がり、お互いに敬礼しあった。
 さっきまでの表情は消え、ふざけた印象の無い、軍務に着く軍人の顔である。

 「ティアバスターズ隊長神楽坂圭吾少尉、本日より任務遂行いたします!」
 「了解、期待している」

 ・・・・・・が、心配事はそれだけではなかった。

 「・・・せめて、ヒンツはやめませんか?」
 「だめー」


<設定>
 傭兵派遣機構カールギルド戦災救助小隊「ティアバスターズ」のリーダー。
 戦闘専門の隊員ではないが、その身体能力はトップクラス。
 元々は空自レンジャー部隊の隊員だったが、テロによって部隊が全滅。
 残った彼もその責任を負わされ強制除隊となり、単独での復讐を決意。
 10年をかけ特訓と復讐に明け暮れ、テロに関ったものすべてを壊滅。
 その功績と実力をカールギルドに見込まれ、現在に至る。
 性格は古風な人間で義理人情に厚く、部下を大切にしている。
 ただ感情の起伏が激しく、やんちゃ坊主のような稚気がまれに出るのが欠点。

■格闘スタイル解説

 見た目そのまんまの投げ+パワー系。
 通常技、必殺技ともに素直でパワフルだが、少々遅い部分も。
 動きはそのガタイに似合わずそこそこ早め。
 地上戦、近、中距離はそのリーチ、判定から制圧しやすいが、
 反面、対空、遠距離がおざなりであり、すばやい敵相手には若干不利。

■技関連
■ダッシュ

 ランタイプ
 パワータイプの割にはスピーティー。
■通常技

 リーチはともかく技が大振りで遅め。
 しかしながら攻撃の判定は強いのが多く、強引に割り込ませることも可能。
■特殊技

パトリオットアッパー  (強P)
 頭上へのアッパー。出は少々遅いものの判定は強く、対空技としては優秀。

■コンビネーションアーツ

弱P×2→中P→強P→各種必殺技

弱K×2→中K→強K

■投げ技

アックスヘッドバット  (or強P)
「フンッ!」
 上から下に振り下ろす頭突き。相手は強制ダウンする。

DDT  (or強K)
「そらっ!」
 相手の首を脇下に挟み込み、
 そのまま自分が後方に倒れて頭を叩きつける。

■ガードキャンセルアタック

バックナックルシールド
「おらぁっ!!」
 正面に判定の強い裏拳を振り放つ。相手は大きく吹き飛ぶ。

■必殺技

バスタードナックル  (P)
「ふっとびなぁ!!」
 前方に一歩踏み出て打点高めのストレートパンチを放つ。
 ヒットすると相手を吹き飛ばす。
 出が早く判定もめっぽう強いが、攻撃後の隙は大きい。

マッドドッグファング  (近距離でK)
「(宙吊り時)さっきの威勢は」「(叩きつけ)どうしたあ!!」
 相手をアイアンクローで宙吊りにし、そのまま真下に叩きつける。
 間合いは大きく、キャンセルで出すことも可能。

ハイアングルクレーン  (K)
「そこかぁ!!」
 対空投げ技。
 片手をすくうように斜め上方に向かって振り上げる。
 ヒットすると相手を掴み、反対方向へ頭から落とす。
 無敵時間は無いが技の判定は強く、当たり負けし難い。

■秘技

ペンデュラムバックブリーカー  (PP)
「読めてるんだよ!!」
 当身技。相手の攻撃を受けたと同時に自分の横で仰向けに抱え上げ、
 片膝に相手の背中を打ち付ける。
 下段以外の打撃技は全て取れる。(秘技等も含む)

パイルバンカーツイスター  (近距離でKK)
「(発動時)後悔するなよ!!」
「(強化版バスタードナックル)でやぁーっ!!!」
 投げ技。バックナックルシールドを放ち相手を仰け反らせると、
 そのまま両手で殴りまくり、強引に押し進む。
 画面端に到着すると相手の首根っこを掴み、そのまま宙吊りにすると
 多段ヒットするバスタードナックルの強化版を相手に打ち込む。
 ヒット回数は発動場所により上下するが、合計ダメージは同じ。

■絶技

パーフェクトガード  (KK)
「我慢比べといくか!!」
「(相手強攻撃、必殺技ヒット時)効かねえなあ!!」
 入力に成功するとエフェクトが発生し、
 10カウントの間パワーゲージの色が変化。
 効果中は防御ができず、秘技、絶技を含む必殺技が全て使えなくなるが、
 変わりにダメージ全てと攻撃による仰け反り、ダウンが無くなる。
 (投げは通常通りアクションを起こすが、ダメージは無し)
 発動中はゲージを溜めることが出来ない。

■潜在能力

ラストアタック  (PPP、その後任意のコマンド)
「後悔すんなよ!!」
 いわゆるオリジナルコンボ技。
 画面反転中に通常、特殊、必殺技のコマンドを入力すると、
 反転終了後に入力した技を前進しながら繰り出す。
 技の硬直は皆無となり、通常連携できない技でも連続技になる。

■演出関連
■登場アクション

(一般)
通常A
 肩を上下に回し、左右に首を振る。
 最後に両手を力強く握り、バキバキ音を鳴らすと
 「手加減は無しだ。悪いが命の保障は出来ないぜ!!」

通常B
 ポテトチップスをバリバリ食いながら
 「あんた、強そうだな♪」
 その後、それを一気に口に流し込んで噛み砕き
 「んじゃ(バリッ、バリ・・・)僕ちんも本気になるか♪」

(特殊)
vsロイド
 神楽坂、胸をドンと叩いた後、ロイドを指差し
 「おう、いくぞ。全力でこい!!」
 ロイド、肩をすくめてやれやれといった感じで
 「言われなくても、そうしないとこっちが死にますよ・・・」

vsヒンツ
 神楽坂、指をバキバキ鳴らし
 「日ごろの成果とやらを見せてもらおうじゃないか?」
 ヒンツ、冷や汗を流しながら
 「ヘイ・・・。お手柔らかにおねがいしまふ・・・」

vsトリーネ
 神楽坂、トリーネを指差し
 「どこまで伸びたか見てやるよ、さあこい!」
 トリーネ、指を前に組みもじもじしながら
 「あ、はい・・・。では、お願いします・・・」

vsアレナ
 神楽坂、アレナを見つめ
 「おっ?お前が次の相手かあー!?」
 アレナ、にこにこしながら
 「うふふー♪さあ圭ちゃん、どーんとかかってこーーい!!」

vs悪人系
 腕を相手に向け、親指を突き出し
 「・・・気にいらねえな」

vsボス系
 首をゴキゴキ鳴らし
 「全力でいかねえと・・・な」

■勝利・敗北時アクション

・勝利時アクション

(一般)
 相手を指差し
 「なかなかやるじゃねえか!!気に入ったぜ!!」

(特殊)
vsティアバスターズ
 拳と首をボキボキ鳴らしながら
 「へっへ〜♪今日の晩飯はお前のおごりだぞ〜」

vs悪人系
 腕を組んで相手を睨み付け
 「・・・糞野郎が!嫌なこと思いださせんじゃねえよ!!」

vs裏社会系
 腕をポケットにつっこんで、そのまま見つめる
 「必要悪ってやつか?ま、そういうのもありなんだろうな・・・」


・判定負け時アクション

(一般)
 地面を踏み付けて
 「くそっ!負けたか・・・」

■挑発

 拳と首をボキボキ鳴らしながら
 「こんなもんじゃねえだろ、お前さんの力はよぉ!!」

■勝利時メッセージ

(一般)
「センスは悪くねえ、保障するよ。
 だがあんたの攻撃、なんつーか心の余裕が感じられねえなあ」

「おい、大丈夫か!?
 すまねえ、ひさかたぶりに本気になっちまったからよお・・・」

「勝ったのは経験の差だけだ。あんたが本気出せば、すぐ追いつけるよ」


(特殊)
vsロイド
「詰めが甘いな。性格の問題か?」

vsヒンツ
「まったく・・・。お前は自分を省みることが無いのか!?」

vsトリーネ
「実動員でも問題ないな。もっと自身持てよ」

vsアレナ
「・・・やれやれ、お前とやるのが一番疲れるわ」

vsなのは
「やるじゃねえか嬢ちゃん!その年齢でたいしたモンだぜ!」

vs義仲
「はははは!!もう十年早いな、坊主!」

vs涼子
「コレがカールギルドの白兵戦術だ。満足いったかい?」

vs雑賀
「伝説は本当だったな。楽しかったぜ!」

vsスラッグ
「レスリングなら、俺も得意なんでねぇ!」

vs榊
「野望か・・・。それに殉じるのもいいねえ」

vsシルバー
「むちゃくちゃだなぁ〜。爺さん、もっと歳を考えろよ」

vsゴードン
「あきらめるのか?あんたにゃこの敗北、小石に躓いた程度だろう?」

vs悪人系
「お前の悪運もここまでだ!観念しな!」

■ステージ(背景)

 ガイア共和国ヘブンズヒル。中央ショッピングセンター内部。
 画面中央にスケルトンエレベーターが4台配置され、
 左右にはガラス張りのテナントルームとエスカレーター。
 家族連れの観客が画面狭しと並んでいる。
 時間帯は午前。