“東欧のサムライボーイ” ミハイル 作者：エル

■設定関連

■プロフィール 　キャッチコピー：東欧のサムライボーイ 　キャラクター名：ミハイル 　性別：男 　年齢：18 　身長：168cm 　体重：63kg 　国籍：ロシア 　血液型：Ａ 　職業：学生 　趣味：散歩 　特技：裁縫 　好きなもの：平和 　嫌いなもの：弱い者いじめ、努力を振り翳す人間 　大切なもの：母、祖国 　苦手なもの：母のテレビ局のスポーツ番組の取材（恥ずかしい） 　好きな食べ物：ボルシチ 　好きな音楽：ポップス 　得意スポーツ：柔道 　格闘スタイル：柔道

■外見 　ボサボサの蒼い髪に、青い目の柔道家。 　整った顔立ちで、格闘家にしては小柄。 　普段は荒々しい雰囲気はなく、全身から優しそうな雰囲気を醸し出している。 　白い柔道着に、黒帯。靴は履いておらず、素足。

■背景設定 　幼い頃はひ弱で、内気。 　ガキ大将の使いっ走りだった。 　だが、ある日、 　テレビ局の仕事をしている母親と共に日本を訪れた少年は、この神秘の国で人生を変えるものに出会う。 　少年が日本で目にしたもの。 　それは……ジュードー！ 　小さな人間が、大きな相手を軽々と投げ飛ばす。 　その神秘に光景に少年は心を奪われた。 　その日、少年は、母親へ柔道を習いたいと言った。 　今まで自分を押し出すことのなかった少年の懇願に、母親は驚いた顔を浮かべたが、すぐに優しい笑顔で深々と頷いた。 　少年は柔道を始めた。 　いじめっ子たちの冷やかしにも屈せず、毎日毎日ひたすら道場へ通う。 　ただひたすら、地道に鍛錬を続ける。 　周りの子供たちは少年の変わりように戸惑いを覚えた。 　そして、子供たちは次第に彼が日に日に強くなっていくことに興味を覚え、 　そして彼の周りには昔とは違った形の人の輪ができていた。 　やがて、少年は強くなり、柔道の大会で優勝を飾るほどとなった。 　もう周りの誰も彼を卑下しなかった。 　もはや、ひ弱で内気な少年の姿はない。 　だが、元々優しかった彼は誰にでも隔たりなく接した。 　かつてのいじめっ子たちであっても、困っていたら、すぐに駆けつける。 　礼儀正しく、強きを挫き、弱きを助ける。 　彼は街のヒーローになっていた。

■格闘スタイル解説

■技関連

■通常・システム動作 ダッシュ 　ステップタイプ。

■通常技

■特殊技 特殊技 振りまわし　＋強Ｐ 　ぐるんと腕を下ろす。判定が強いが大振り。 　振り下ろす動作だが、中段というわけではない。 　カウンターが取りやすい。 押し込み　＋中Ｐ 　両掌でのプッシング。 　発生が遅いが、出ている時間が長く、判定が強い。 　置いておくように使うと良い。 コンビネーションアーツ 強Ｐ・強Ｐ 　お手軽コンビネーション。 　手刀、手刀払い。 ステップ・弱Ｐ・弱Ｐ・弱Ｋ・強Ｐ 　手刀、手刀、膝蹴り、手刀払い。 　ステップからのコンビネーション。 　ミハイルのコンビネーションでは発生が速く使いやすい。 弱Ｐ・中Ｐ・中Ｐ・強Ｐ 　手刀、手刀、ボディブロウ、背負い投げ。 　投げで終わる強力コンビネーション。 　最後の背負い投げは寝げ判定ではなく、ガード可能の打撃技判定。 　投げ後、三角絞めで追撃も可能。 ガードキャンセル攻撃 　打ち上げるような掌底を放つ。

■投げ技 背負い投げ　　（or＋強Ｐ) 　背負い投げ。 巴投げ　（or＋強Ｋ) 　巴投げ。

■必殺技 一本背負い　（タメ＋Ｐ） 　突進からの一本背負い。ガード不能。 　足払いに弱いものの、突進のスピードが速い。 　強中弱の違いは移動距離と威力。 大外刈り　（＋Ｐ） 　コマンド投げ。威力は若干弱く感じるが、投げ間合いは広め。 　投げても間合いが広がらない。 裏投げ　（レバー１回転＋Ｐ） 　投げ間合いは大外刈りより狭いが、威力が高い。 霧雲投げ　（＋Ｋ） 　相手の攻撃を受け止めて、変形背負い投げで地面に叩きつける。 　弱で上段、中で中段、強で下段の攻撃に反撃できる。 裸絞め　（＋Ｋ） 　相手の背後に回るように跳躍し、後ろから相手を絞め上げる。 　ガード不能の移動投げ。相手の飛び道具等を飛び越えられる。 足取り投げ　（タメ＋Ｋ） 　相手の足を掴んで押し倒す。 　モーションは投げだが、下段の打撃判定。 三角絞め　（投げ技後に＋Ｐ） 　投げでダウンを奪った相手への追加攻撃。 　Ｐボタン連打で、威力が上がる。

■秘技 疾風殺　（＋Ｐ） 　背負い投げの後、後ろから相手の首を締め上げながら持ち上げ、 　後ろに反って、相手の頭から地面に叩きつける。 　間合いは狭いが、発生時に長い無敵時間があり、威力も高い。 跳びつき腕ひしぎ十字固め　（＋Ｋ） 　前方に跳躍し、相手の腕を取って、肘の関節を決める。 　ガード不能で、技が出切るまで無敵時間がある。 　相手の飛び道具等を飛び越えられる。 　空中の相手は投げられない。

■絶技 侍　（ため＋Ｐ） 　高速で前方に突進し、相手とすれ違いざまに、天高く相手を投げ捨てる。 　相手は錐もみ状態で落下し受身が取れない大技。 　ガード不能の突進投げ。 　出始めに無敵時間があり、相手の飛び道具を抜けることもできる。 　避けられた場合の隙は非常に大きい。

■潜在能力 稲妻一本背負い　（レバー１回転＋ＰＰ） 　一本背負いで相手を地面に叩きつけると、相手に雷が落ちる。 　コマンド投げなのでガード不能だが、間合いは異常に狭い。 　その分、破壊力は申し分ない。

■演出関連

■各種アクション 登場時アクション 通常A 「お願いします」と、相手に向かって一礼する。 通常B 　大気を吸い込み、気力を充実させる。 「オオオオオ…！」 特殊 vs乙姫 　向き合って立っている二人。 　ミハイルが帯を握ってギュッと締め直し、「柔道が……」と言うと 　乙姫が前方に拳を突き出して「ボクシングが……」と言う。 　そして、同時に「僕（私）を変えてくれた！」と言って、お互いに構え、「勝負！」で試合開始。 vs焔宮あまひ 　ミハイルが「行きますよ、空手ガール」と言いながら、ドンッと気合いを入れる。 　あまひが「よぉっしゃぁっ！」と全身から闘気立ち上らせ、天に放つ。 vs焔宮つきの 　ミハイルが「行きますよ、空手ガール」と言いながら、ドンッと気合いを入れる。 　つきのがいつもの薄ら笑いを消して「手加減無用よ、柔道ボーイ」と気合いを返す。 勝利時アクション 通常A 「ありがとうございました！」と、深々と一礼する。 通常B 「……よし！」と、ガッツポーズ。 敗北時アクション 判定負け時アクション 　地面に跪いて拳で地面を叩く。 挑発 　片手を腰に当てながら、もう片方の手で相手を指差して、「指導！」

■勝利時メッセージ 一般 「ありがとうございました！　この出会いに感謝します！」 「稽古不足ですか？　がっかりです」 「こんな強者がいるなんて、やっぱり世界は広いなぁ。もっと精進しないとね」 「またいつか手合わせしましょう。それを楽しみにがんばらせてもらいます」 特殊 vs日向義仲 「何となくキミとは友だちになれそうな気がするよ」 vs雑賀蒼角 「あなたのような人と手合わせできて光栄です。 　心技体、すべて充実していた！」 vs焔宮あまひ 「強い。しかも、熱い！　こんなに興奮した試合は初めてだ。 　今日はとても眠れそうにもない！」 vs焔宮つきの 「怜悧の裏に情熱が感じられましたよ。これが拳で伝えるってことなのか……」 vs焔宮龍道 「何て闘気だ。向き合っているだけで身が削られるようだった。これが……闘神！」 vsザクス 「柔よく剛を制す。力技は僕には通じない！」 vsキャロル 「凄い足技だ。だけど、組んでしまえば、僕の勝ちさ！」 vsリチャード 「今度はウォッカも飲んでみてください。温まりますよ」 vs乙姫 「ボクシングがあなたを変えたように、柔道は僕を変えてくれた。 　だから、僕は柔道でどこまでも強くなりたい！」 vs龍遊夢 「女性にはいたわりを持って接すべし。 　……だが、いくら女性とはいえ、許せないヤツもいる！」 vs鱶神源三 「もう立つな。……悪いが、これ以上は容赦できそうもないんだ」

■ステージ(背景)

畳の敷き詰められた競技場。 　国籍を問わず多くの外国人が応援している。 　右端では猫の着ぐるみが『高天原祭』と描かれた大旗を振っている。 　その横で金髪ロールの高飛車そうな女子高校生が、 　吹き出しで「場所が違いますわ！」と叫んでいる。