“SOUL QUEST”

柳 彩蓮

作者:島村鰐

■設定関連
■プロフィール

 キャッチコピー:“SOUL QUEST”
 キャラ名:柳 彩蓮
 性別:女 
 年令:20歳 
 血液型:B
 身長:160p
 体重:45s
 国籍:大韓民国
 職業:大学生、柳家式討魔道伝承者
 趣味:サイクリング、森林浴
 特技:カードトリック(トランプなどを出したり消したりするやつ)
 好きなもの:旅(遠出すること)
 嫌いなもの:日々の修行、何時もと同じ道場の空気
 大切なもの:浅倉大介のサイン入りCD
 苦手なもの:人付き合い
 好きな食物:生洋菓子
 好きな音楽:テクノポップ
 得意スポーツ:陸上競技、ハイジャンプ
 格闘スタイル:呪符術
 イメージボイス:皆口裕子

■外見

 全くクセの無い、まっすぐな黒髪のロングヘアに、
 目深くキャップをかぶる。
 これも長い前髪は二つに分けられて顔の両脇に下がっている。
 帽子のつばに半ば隠された顔はやや幼さを残しつつも端正。
 瞳は純粋さと情熱、それを制する理性とを湛えて凛とし、
 見るものをひきつける。
 黒いTシャツにジーンズのミニスカート、
 膝くらいまでの長さのライトグレーのコート。
 バッシュのような、大き目の靴。

■背景設定

 古くは古代新羅王朝時代から続くとも言う「退魔の符術」を
 受け継ぐ一族、柳家の時期当主。
 他に子の無い柳家でただ一人の跡取りとして幼い頃から
 退魔の英才教育を施されている。
 現在、柳家の現当主(彩蓮の父)が若くして病に倒れ
 余命いくばくも無いと言われている為、
 急遽未だ若い彼女に跡目を継がせる必要が生じ、
 その為に家伝を継ぐ為の修行のプログラムが大幅に前倒しされ、
 彼女の生活を多忙にしている。
 そしてそんな彼女に残された最後の修行科目、それが「実戦」…
 すなわち「F−1」とその背後に現当主が感じ取った「妖魔の邪気」を
 探ることであった。

 普段はソウルの国立大学に通う大学生であるが、
 日々柳家の後継者として修行を重ねる事を要求され、
 またもしも事あれば柳家の当主代理として公儀の任をも
 こなさなければならない生活である。
 もっとも、最近では柳家が出向かなければならないような
 霊障や怪事の類は殆ど起こらなくはなっていたのだが。

 古い家で大事に育てられていたため、
 礼や作法についてのわきまえは有るが、
 かえって同年代の若者と親しく付き合うことには不慣れ。
 家の秘伝(符術)を継ぐことには責任も感じているが、
 その現在における意義には多少の疑問も抱き、
 普通の女の子としての時間がもっと欲しいとも思う。
 折角我侭言って行かせてもらった大学でもカタくて暗い
 近寄りがたい雰囲気の娘だと思われてしまっているが、
 それも由緒ある家の後継者としての責任感の故である。
 なお、微妙にファザコンの気がある。

■格闘スタイル解説

 呪符(お札)を使って炎やいかづちなどの自然現象を操る。
 必殺技は殆どが飛び道具で、通常技も弱いので基本的には遠距離戦に
 特化したタイプといえる。
 設置形の技を盾にして遠くから飛び道具で牽制し、ちまちまとした
 削りダメージでプレッシャーを与えつつ的確に相手の行動に反撃していくのが
 基本のスタイル。

■技関連
■ダッシュ

 ランタイプ。

■通常技

 リーチも長くなく、あまりぱっとした技は無い。
 キャンセルのかかる技も少なく、コンビネーションも持っていないので、
 接近戦はかなりきついものがある。
 ミニスカートを穿いているので特にK攻撃は使いにくいものばかり。

しゃがみ弱P
 特に変わった技ではないが、唯一連打キャンセルが可能という点で重要。

立ち強P
 火の着いた札でビンタする。
 攻撃判定が上下に広く、リーチもまあまああるのでジャンプ防止もかねた
 牽制技として強い。
 ガードされても有利なのもポイント高い。
 主力。

■特殊技

移動起き上がり (ダウン中にor)
 レバーを入れた方向に移動しながら起き上がる。

起き上がり攻撃 (ダウン中にPorK)
 起き上がると同時にPは上方に火炎を撒き散らす攻撃、
 Kは周囲の地面を凍結させる攻撃を出す。
 Pはヒット後浮いた相手に追撃可能、Kは地上のけぞりだが
 相手が長時間よろけるのでこちらは地上コンボが入る。
 普通に起き上がるよりも早いタイミングで起き上がることができる。
 なお、K版は立ちガード不能となっている。

■コンビネーションアーツ

 無し。

■投げ技

紅蓮 (or強P)
 相手の顔面に札を貼り付けると、札が火を噴いて相手を吹き飛ばす。

■ガードキャンセルアタック

 立ち強Pと同じモーション。
 攻撃判定が広く、隙も小さいので非常に使い易い。

■必殺技

玉虫色の数珠 (ボタン)
 普通の飛び道具。
 ボタンによって属性(ヒット時の効果)と軌道が変化する。
 Pは雷(電気を纏った札が飛んでいく)で弱中強で角度が変わる。
 弱は水平に、中と強は斜め上にバックステップしながら投げる。
 中よりも強の方が角度が鋭い。
 Kは氷で、地を這う衝撃波が飛んでいき、当たった相手は
 氷付けになって硬直する(食らいのけぞりが長い)が発生は遅め。
 P、Kどちらも撃った後の隙が小さめなので使い易い。

赤死の灯篭 (PPP)
 ちょっと念をこめてから特に炎や雷を纏わせていない札を水平に投げる。
 ヒット時には相手がのけぞるだけだが、札が張り付いたままになり、
 その後再度PPPを入力するか一定時間が経過すると貼り付いた札が爆発、
 追加ダメージを与える。
 札は爆発する前に一瞬発光するので、注意深い相手にはガードされてしまうが、
 爆破は自分がガードや食らい中などでもできるので、連続技などの妨害になる。

鈍色の鉄鎖 (KKK)
 ちょっと念をこめてから、特に炎や雷を纏わせていない札を水平に投げる。
 ヒットすると相手を呪縛して一定時間行動不能の硬直状態に
 することができる。

深紅の円蓋 (P)
 身を翻して火の着いた札を頭上から下方へ振り下ろし、
 真上から斜め上方、前方にかけて炎を撒き散らす対空技。
 対空技と言っても無敵時間などは無いので、実際には対空として
 使うことは少ない。
 炎の部分は相手の飛び道具をかき消せる。
 横へのリーチは弱よりも中、中よりも強の方が長いく、ガードさせると
 若干の不利。

紫白の旋風 (P)
 構えた状態に相手の打撃技が当たると、柳を中心に竜巻が起こって
 相手を弾き飛ばすという当身返し技。
 威力はそれほど大きくないが、間合いが思いっきり離れてくれる。

蒼潤の岸壁 (K)
 目の前に札を突き出し、飛び道具を跳ね返す氷のバリアを発生する。
 バリア自体にも攻撃力があり、ガードさせると有利。

緑蕪の鼓動 (K)
 メンコをたたきつけるようなモーションで
 札を目の前の地面にぶつけ、立ちガード不能の地震を起こす。

■秘技

白銀の吹雪風 (P)
 直進する札を投げ、これが命中すると
 相手をロックして吹雪(?)で攻撃する。
 札が相手に当たるか、画面外に行って消えるまでが
 硬直時間となっているため、跳び込まれたりすると悲惨。
 逆に画面端でキャンセルから固めに使うと、
 札が相手に当たった直後に硬直が解けるので
 身の毛もよだつラッシュを仕掛けられる。

■絶技

金色の旋風 (K)
 札を地面に打ち付けると、そこから金色の巨大な竜巻が発生する。
 弱攻撃キャンセルからでも連続ヒットする。
 削りも大きいが、隙もある。

■潜在能力

紫紺の傀儡 (弱P・弱P・・弱K・強P)
 まず札を相手に突きつける攻撃を繰り出す。
 これがヒットすると相手は痺れたようにのけぞるだけだが、
 この間に再度画面が暗転し、相手に接触した「札」が一定時間変形して
 相手の姿そっくりになり、この「傀儡」を操って闘えるようになる、という技。
 「傀儡」は完全に相手と同性能の同キャラであり、ゲージが残っていれば
 秘技・絶技も使用可能だが潜在能力だけは使うことが出来ない。
 「傀儡」は相手の攻撃でのけぞったりダウンを奪われたりはするが
 いくら殴られようが「傀儡」自身は勿論柳本体にもダメージはない。
 しかし「傀儡」に戦わせている間は柳本人は硬直していて動けないので、
 非常に危険な状態ではある。
 ヒット時には相手よりもこちら(変身した「傀儡」)の方が先に動けるので、
 この技を当てたらとりあえず最大ダメージの確定追撃コンボを
 決めてしまうのがいいだろう。

■演出関連
■登場アクション

通常A
 左手で帽子を押さえ、右手は胸元に握って精神統一。
 自分を奮い立たせるように札を勢いよく振るって取り出す。
 台詞無し

通常B
 背を向けた状態から振り返りつつ
 「柳家次期当主、彩蓮。参ります」

■勝利・敗北時アクション

勝利時アクション
通常A
 呪符から出る炎で五紡星を描き、
 呪符を持った手を斜め下にふるってそれをかき消す。

通常B
 後方やや画面奥よりの空を見上げ、呟く
 「まだ…未熟…」

通常C
 帽子を前後逆向きに直して
 画面手前に向かい小さくガッツポーズ。
 控え目ながらも嬉しそうに
 「やった!」みたいな台詞を韓国語で。

タイムオーバー敗北時アクション
 帽子を普段より目深に被りなおし、うなだれる。
 台詞無し

■挑発

 相手を軽く指差しながら
 「かなわないなら…行きなさい」

■勝利時メッセージ

一般
「これで、終わりです。」

「柳家の秘伝、私の代で絶やせない…絶えさせない!」

「闘いの中にしか得られないものもあるって、本当?」

「邪気…やっぱり何かいる…何かある!」


特殊
vsなのは
「闘うの、楽しい?…自分で選んだ空手だものね…」

vs義仲
「自分のしたいことに打ち込めるのって、いいな。私は…」

vs百貫斎
「(私の符術はどういう理屈なのかしら?)」

vs禍胤
「『御山』の僧兵?奇遇ですね、でも柳家の方が本家ですから」

vs宗像四郎
「怨霊は鎮めさせていただくわ。覚悟!」

vs紗雪
「この法力…一体何者?」

■ステージ(背景)