“現代忍者”

疾風太郎

作者:ナニコロ

■設定関連
■プロフィール

 キャッチコピー:現代忍者
 キャラクター名:疾風太郎
 性別:男
 年齢:24歳
 身長:178cm
 体重:64kg
 国籍:日本
 血液型:A
 職業:忍者(何でも屋)
 趣味:猫グッズ集め、相手を評価すること
 特技:3人の人間に別々なことを話されても把握出来る
 好きなもの:猫、猫ヌイグルミ、競馬、俺様
 嫌いなもの:尊大な奴
 大切なもの:強いて言えば、俺様
 苦手なもの:頭の固い考え
 好きな食べ物:シシャモ
 好きな音楽:ロック
 得意スポーツ:何でも万能
 格闘スタイル:忍術
 イメージボイス:置鮎龍太郎

■外見

 現代を生きる忍者。
 上半身は裸、両手には手甲をはめており、
 下は黒ズボン、黒スニーカーを着用。
 日焼けサロンで焼いた褐色の肌に、耳にはウォークマン。
 やや長めのぼさぼさ茶髪に、ゴーグル型サングラス。
 顎の先端には四角く手入れした髭。

■背景設定

 現代に伝わる忍術を余すことなくマスターした若手忍者。
 上京して、何でも屋をやっているものの、
 生来の性格……
 我が強く、それから来る自信から
 自らのことを『俺様一番、俺様極上』などと言ったりする
 ……のため、何でも屋そのものはあんまり流行っていない。

 しかし、裏の仕事なども平気で請けているため、
 生活自体はあんまり苦労していない。

 そんなある日、彼に大きな仕事が依頼された。

『暦』の目的を調査、そして阻止せよ。

「なんだコリャ。調べてみたら、
 有名無名雑多ボロ雑巾に他のトコにも依頼されてるジャンか。
 お、こいつは有名な策士ジャン。
 松田獣四郎……うーん、聞いたことはあるな。
 火神政樹? 誰だっけ?」

 この仕事は、どうやら多くの探偵事務所、何でも屋、暗殺者……
 その他、十把一絡(じゅっぱひとからげ)に依頼されているようである。

 『ヘタな鉄砲、数撃ちゃ当たる』

 どうやら、依頼者は徹底的に暦を敵視しているようである。

「ま、どっちゃでもいいけどな。
 もっとも、俺様がやれば、こんな仕事楽勝だな。
 前金貰って、中の中。
 仕事達成の褒賞で、上の上
 ついでも大会優勝賞金も得れば、極上ってか」

 自分に絶対の自信を持つ彼である。
 軽い気持ちで仕事を請けるのであった。

■格闘スタイル解説

 忍者ということで、怪しげな幻惑系の必殺技と、トリッキー且つスピーディな
 素早い動きで相手を翻弄するスタイル。
 全体的に必殺技は直接攻撃の役に立ちにくいものが多く、フェイントというか
 嫌がらせに近い性能のものもあるくらいでイマイチ癖が強いので、
 攻撃の主力は通常技と派生で二択・三択を迫れるコンビネーションアーツ。

■技関連
■通常・システム動作

ダッシュ
 地上ステップ型。

三角飛び  (画面端で、壁と反対側にレバー)
 壁を蹴って反対側に飛ぶ。

壁張り付き  (画面端で、壁側にレバー)
 壁に張り付く。
 時間を見計らって、もう一度飛ぶのが良い。
 ただ、ダメージ判定はあるので注意。

■通常技

 あまりリーチが長くない上に、癖が強く判定も弱いので牽制合戦などに
 付き合おうとするとジリ貧になるだけだが、派生が強力だったり
 判定を理解して使えば強さというか味が出てくるマニアックな通常技が多い。

■特殊技

特殊技
低滑脚 +K
 スライディング攻撃。
 地面を滑る飛び道具などを除けばすり抜け可能。
 弱中強でリーチの長さと隙の大きさが変る。
 何れも立ちガード不能だが、ダウンを取れるのは強のみ。

両蛇 +強P
 両手を振り上げ、やや間をおいて振り下ろす技。
 中段技でなく、ガード崩しの性質を持つ。
 威力そのものは低め。


コンビネーションアーツ
 疾風太郎のコンビネーションは途中から中段と下段の二択になるものが
 豊富にあるのが特徴。

立ち弱P→中P→強K→強K
 左掌打→踏み込み右裏拳→軽く跳躍しての振り下ろし縦蹴り二連続。
 3、4段目は共にしゃがみガード不能で、どちらもヒット時にはダウンを奪え、
 3段目ヒット時は空中で4段目が連続ヒットというもの。
 3段目へのつなぎは結構速く、連続ヒットこそしないが割り込むのは難しい。

立ち弱P→中P→+強K
 上のコンビネーションの3段目が→下段後ろ回し蹴りになる別派生。
 勿論こちらの派生は立ちガード不能、尚且つダウンも奪える。
 さらに、こちらは3段すべてが連続ヒットするようになっている。

立ち中K→強K→強P
 ローリングソバット風の蹴りから右回し足払い→回転右ボディブローで締める。
 二段目が下段で、これがヒットするとダウンする相手に空中で3段目が当たる。

立ち中K→+強K
 上のコンビネーションの二発目がしゃがみガード不能の
 後ろ蹴り上げになったもの。
 二発目ヒット時に相手は浮くので、空中で追撃できる。


ガードキャンセル攻撃
忍法・代わり身
 ぼんっ!と自らが爆発して相手を弾き飛ばす。
 その直後、やや後方に移動して再出現。
 必殺技扱いなのでしっかり削り能力がある。

■投げ技

腹打  or+強P
「ほいよ」
 相手の腕を掴み、ガラ空きの腹に向かって掌打。

首膝  or+強K
「ほいほいほい」
 相手の首を絞めながら、腹に向かって膝蹴り。
 ボタン連打でヒット数アップ。

■必殺技

忍法爆炎蛇  +P
「爆炎!」
 地面を滑る飛び道具。
 しゅるしゅると蛇のように相手に向かっていく。
 硬直が非常に短く、かなり高性能な牽制技。

忍法影分身  +ボタン
「分身!」
 分身を作り出す技。
 Pは本体の後ろをトレースして動く分身を作り出し
 Kは本体の前に動きを先取りしていく分身を作り出す。
 Kの場合、分身の方を操作すると本体が後から動く。
 どちらも分身にも攻撃力もダメージ判定もなく、
 一定時間で消滅するが、
 持続時間中に連続入力すれば何体でもつけられる。
 連続使用は非常に鬱陶しいがナイスなコケオドシとして使える。

忍法頭砕  相手の近くで+K
「そーら!」
 コマンド投げ。
 相手の肩を掴み、相手の反対側に飛びながら、
 相手の後頭部を膝蹴りする。

忍法神隠し  相手の近くで+P
「消えてみる?」
 攻撃力ゼロのコマンド投げ。
 相手を掴むと一緒に回転し、そのまま相手の姿を消させる技。
 つまり、相手の身体を画面上から消す術。
 対人間用の嫌がらせ技。
 一定時間過ぎると、元に戻る。

忍法空中殺蚊  空中で+K
 空中から相手に向かって急速降下キック。
 ガードされると相手の反対側に飛び跳ねる。
 ダッシュが無いと反撃は結構きついかも知れない。

■秘技

忍法影奉仕  +P
「影法師よ!」
 誤植にあらず(ぇ
 煙玉を地面に叩きつけ爆焔を起こす。
 これがヒットすると画面が真っ暗になり、
 画面上には相手しか映されない状態になる。
 この間、2倍のダメージが与えられるものの、
 自分の姿が本格的に見えないので、結構難しい。
 プレイヤーが使うと使えない典型的な技。
 この時間は一定時間過ぎると解除される。

幽乱舞  忍法影奉仕中に+P
「極上に決めるぜ」(発動)
 影奉仕中に発動する技で、秘技だがNORMAL MODEでは体力点滅中、
 AGGRESSIVE MODEでもゲージ2つ以上必要とする。
 相手に向かって、突進する乱舞系必殺技。
 様々に攻撃した後、忍法頭砕でトドメを刺す。
 発動を見てからでは間に合わないものの、
 闇奉仕中なので、ガードを固められると結構決めるのが難しい。

■絶技

忍法百舌鳥落し  相手の近くでレバー一回転+P
「せいや!」(掴み)
「百舌鳥落し!」(投げ)
 相手の体を後ろから抱きかかえ、
 空中に高く飛び上がった後、落下しながら、
 海老反りに体を曲げ、相手の後頭部を地面に叩きつける技。
 ダメージ量は多いものの、範囲はちと狭め。

■潜在能力

■演出関連
■各種アクション

登場時アクション
通常A
 画面の一角から突如姿を現す。
 「極上の味を教えてやるぜ」

通常B
 相手をしげしげ見た後
 「ま…中の下かな」
 と、肩をすくめ、構える。

特殊
vs忍者
「極上の忍者の技って奴を教えてやるよ」


勝利時アクション
通常A
 自分の胸を親指で指差しながら、
 「俺様一番、俺様最高!」

通常B
 突然、耳のウォークマンを押さえ、歓喜の声。
 「お、お、お! 4−5、4−5、大穴来た!」

通常C
 画面から半透明になりながら姿を消す。
 「感じたか? 極上の味を」


挑発
 ウォークマンを押さえ、画面から背を向ける。
 「お、3−2,3−2来た!」

■勝利時メッセージ

一般
「んん〜。中の下だな」

「俺様一番、俺様最高」

「俺様は極上。アンタは下の下ってトコ」


特殊
vsなのは
「……久々に裏表の無い爽やかさを見たな……
 上の下」

vs炎虎
「技良し、気迫良し。だけど酒臭いな。
 上の中」

vs日向義仲
「んん〜。気迫良し、根性良し、だがまだ未熟だな。
 中の下」

vs霧里深雪
「技とか才能は良いが、剣に迷いがあるぞ。
 俺様見習え。中の中ぐらい」

vs麻生夏香
「アンタの忍術、ナイスだぜ。後はクノイチらしく、
 色仕掛けか毒壷を覚えれば、アンタ、極上だ」

vsスラッグ・ロウ
「マイク・パフォーマンスは最高だな。後はパワー。
 だけどそれだけだ。中の下」

vs鶴岡百貫斎
「ああ、うるさい、うるさい! 極上の俺に意見するな!
 お前なんて、下の下だ」

vs火神政樹
「ほお、度胸あるなあ。しがない探偵のくせして、
 こんな怪しげな依頼を平気で受けられるなんてな。中の上だな」

vsあずみ
「ほう……女とは思えない修羅の覇気!
 サラシだけのナイスな胸! 上の中」

vs狩夜軋流
「世界最強の他称は伊達じゃないな。
 上の中」

vs長月真紀
「コダワリの戦い方ってか。
 度胸もコダワリも認めるが、ダメだな。下の中」

vs黒星
「見た目のチンピラ風味にしては、結構したたかだな。お前。
 中の下」

vs紗雪・ドゥルーベ・弔祇邸
「顔良し、スタイル良し、技良し、性格良し!
 上の上!」

vsモニカ=べェルレッタ
「美しいなミス。顔の傷がそれを引き立たせる。
 上の上」

vs鱶神源三
「悪人としてならば極上だが、人として見れば
 下の下にも劣る畜生だな」

vsキルマー・龍
「伝説に出会えるとはな……
 上の上。よもすれば、極上か」

vsグラス兄弟
「うーん、そうだな。お前等のコンビネーションは良い。
 松……竹……いや梅だな」

■ステージ(背景)

 渋谷の裏路地
 少々如何わしい店などが目立つ。