天剣星 “水勢の射手” 出浦由紀子 作者:ナニコロ |
|
■設定関連 |
■プロフィール キャッチコピー:水勢の射手 キャラクター名:出浦 由紀子 性別:女 年齢:17 身長:162 体重:46 国籍:日本 血液型:A 職業:諏訪湖水紅葉高校2年 趣味:ウォーターガンバトル。水着の選別 特技:ウォーターガンバトル。スイカ早食い 好きなもの:ウォーターガンバトル。 嫌いなもの:暑い日差し 大切なもの:泳げる諏訪湖。ウォーターガンバトル 苦手なもの:暑さ(極度の暑がり)。ゴキブリ 好きな食べ物:カキ氷。焼きそば。スイカ。 好きな音楽:自己啓発ミュージック『波打ち際』 得意スポーツ:水泳 格闘スタイル:ウォーターガンバトル イメージボイス:茶山莉子 |
■外見 赤みのかかった栗毛色を赤いリボンでポニーテールに結い、 瞳はリンリンと輝く黒。 服装は白と赤のセパレーツ。 頭には赤透明のサンバイザー。 手には大型の水鉄砲 |
■背景設定 宿星:天剣星 <ストーリー> 「バトルインターハイも終わった……」 ざっぱーん、と背景に波が打ち砕かれる勢いで、 元ボディビルダー高校生チャンピオン……矢倉久一……は 腕組をしたまま呟く。 「あーつー……そーいやー、即席のメンツにしては、 結構……あつー……良い成績だったわねー……」 その横で、机に突っ伏した水着の少女……出浦由紀子が、 暑そうに答える。 「なのに……部員が増えないのは何故だ!」 「あー……だってそりゃー……」 くわ、と目を見開き叫ぶ久一に、由紀子は顔をあげると ぴっ、と久一の服を指差した。 「メイド服だし」 「メイド服の何が悪いのか!」 そう、全力で……何故か、 ボディビルのサイドチェストポーズで……答える久一の服は 確かに『メイド服』であった。 「メイド……ああ、それは魅惑の響き! メイド……ああ、それは魂の故郷! メイド……ああ、それは漢の浪漫! そんなメイドを研究するため、自ら、コスプ…… メイド服を着るのは、より真実を知るためだ! それは俺らメイド研究会の使命也!」 「ちょっと! 一緒にしないでよ! あたしはウォーターガンバトル部よ! 『俺ら』なんて言わないでくれる!?」 そう言ってから、由紀子は、ふっ……と視線を外す。 「そりゃー……部員が居なくて部室は一緒だけどさぁ……」 由紀子の言葉に、久一は沈痛な顔をすると、 由紀子の正面の席に座り、苦痛に満ちた言葉を吐き出す。 「部員……欲しいな……」 「部員……欲しいわ……」 と。 部室の扉が開く。 「こんにちわ。差し入れだよ」 丸い体型をした、底抜けに人の良さそうな少年が入ってきた。 脇には新聞紙を抱え、手に持った皿には、 丸太のようなケーキ・ブッシェドノエルを収まっている。 料理研究会の佐波条である。 「……どうしたの? 何か暗いよ」 「いや……」 「別にね……」 出浦由紀子。矢倉久一。佐波条。 この3人は長野県諏訪湖水紅葉高校において、 良くも悪くも変態……もとい生きた伝説的存在である。 ☆ 「まあ、しょうがないよ。 聖ファキイル学園の学園闘争の煽りで、 全国の部活動が縮小の方向なんだから。 部活動が出来るだけ有り難いよ。 学校によっては闘争に巻き込まれて休校になるぐらいだしね」 メイド研の部室で、条の持ってきたケーキを食べつつ、 3人は談話に花を咲かせていた。 「だけど、それは東京圏とかその辺りだろ?」 「地方のあたし達にしてみれば、休校でラッキーとか思うんだけな」 「まあ、地道に活動していこうよ。 バトルインターハイの好だし、何かあったら手伝うよ」 そんな条の言葉に、由紀子の目がキラーンと輝く。 「その言葉、待っていたわ!」 「……え?」 由紀子はそのまま拳を固めると、何故か天に振り上げ、 全身でクルリと一回転すると、条に指差す。 「毎年恒例! ウォーターガンバトル大会in許柔ヶ浜! これに出てもらうわ! 条さん、久一!」 「……え、えええ!?」 「をひ。ナチュラルに俺が入っているぞ」 「ああ……部員が足りなくて、今年はどうなるかと思ったところ…… これも天の恵みだわ」 「無視かよ」 久一の言葉を無かったことにしつつ、 由紀子は手を合わせて、空を拝む。 そして、二人に顔を向けると、ウインクを一つした。 「ま、参加してくれたら、ごほーびとして、 貴方たちが指定する水着を着て参加してもいいわよー」 「このカタログの、この水着、凄くね? 食い込みとか」 「いやいや、この水着のなかなか…… 胸元が網で一見すると隠れてるけど、 よくよく見ると透けているという……」 「いきなり結託するな野郎ども」 二人に裏手ツッコミを入れる由紀子であった。 ☆ 「……あれ? この許柔ヶ浜って」 「……え、何?」 条は何かに気づいたように、呟くと 先ほどの脇に挟んでいた新聞を広げる。 信農新聞と書かれた新聞の特集記事として 聖ファキイル学園の学園闘争が取り上げられており、 その記事の一部には、許柔ヶ浜学生出入り禁止の書き込みがあった。 ……つまり今年の許柔ヶ浜ウォーターガンバトル大会は 学生参加不許可となったのである。 「何……これ……」 記事を眼にした由紀子は、放心したように硬直する。 やがて、ガクガクと震えだす。 横目でそれをチラリと見た久一がボソリと一言。 「あー……こりゃー、終わったな。お前の夏」 「うっおー! くっそー! このやろうー!」 絶叫すると、由紀子はそのまま、新聞を床にたたきつけた。 「あんた達! 聖ファキイル学園に殴りこみをかけるわよ!」 「お、落ち着いてください。由紀子さん」 「あーもう! 部員がいないのも! 大会に出れないのも! 夏が暑いのも! 白馬に乗った王子様がいないのも! 何もかも悪いのは、聖ファキイル学園を乗っ取った生徒会よ!」 「おい、まてまて、後半は八つ当たりだ!」 「こうなったら、力ずくでも、問題解決するのよー!」 「だから落ち着けって! ほらほらまずは床に落ちた新聞を拾うところからだな……」 由紀子を必死でなだめようとする久一だったが、 新聞を拾い上げ、ギシリと動きを止める。 メデューサに睨まれたかのごとく。 「ちょっと……どうしたのよ!」 怒りに身を委ねながらも、思わず由紀子も彼の視線をたどる。 そこに一片の記事。 また、聖ファキイル学園の文化祭では、 メイド研究会の女生徒がメイド服で行った喫茶店、 メイドカフェが好評で…… メイドカフェ メイドカフェ メイドカフェ メイドカフェ 「俺も共に戦うぞ!」 「おお! 友よ!」 がっぷり4するメイド大男と水着少女。 その光景に思わず遠い目をして見つめる太っちょ少年一人。 「いや……待ってよ二人とも……」 「いいや、待たない! 限界だね!」 「そうよ、悪は許してなるものじゃないわ!」 「だけど聖ファキイル学園の場所って分かってるの?」 その瞬間。 意識を合わせたように、まったく同じ動作で 条から視線を逸らす男女。 思わずため息をつく条。 「……しょうがないなあ……君たちが心配だから 付いていくしかないじゃないか……」 諏訪湖水紅葉高校。 メイド大男、年中水着少女、料理研究会。 聖ファキイル学園の学生闘争に参戦。 |
■格闘スタイル解説 |
■技関連 |
■通常・システム動作 |
■通常技 |
■特殊技 |
■投げ技 |
■必殺技 |
■秘技 |
■絶技 |
■潜在能力 |
■演出関連 |
■各種アクション |
■勝利時メッセージ |
■ステージ(背景) |
|